資産価値の高い貴金属としてお馴染の金。引き出しに眠っているアクセサリーや時計、工芸品など、査定してもらうと思わぬ臨時収入につながる場合があります。せっかく売るなら高く売りたいと考える方も多いはず。高く売るためには金についての情報収集が大切です。ここでは、売る前に知っておきたい金の特徴や、買取価格の決め手となるポイント、買取業者の選び方について紹介していきます。
金の特徴や種類とは?
金のアクセサリーを見ると、24Kや18Kなどの刻印がされていることが多くなっています。これは、金の純度を示すものであり、純金や18金といった言葉と同様の意味があります。それぞれの特徴は次の通りです。
【24金】
純度99.99%以上を誇る、いわゆる純金のことです。インゴットや金貨などに使用されることが多くなっています。他の貴金属と比べると柔らかくて重いため、細かい加工を施すようなアクセサリーとしては不向きとされています。
【22金】
純度91.7%のものを22金といいます。日本ではあまり馴染みがありませんが、外国では、柔らかくて重いインゴットの管理が難しいことから、より純金に近く硬い22金のアクセサリーを資産として身に着けている方もいるといわれています。
【18金】
純度75%の18金は、変色しにくく耐久性もあることからアクセサリーとして最も使用されています。金に銀や銅、パラジウムを配合し、素材や分量を変えることによって、イエローゴールドやピンクゴールドなど、色味の異なる金に仕上げることができます。
【金メッキ】
真鍮などに金箔を貼ったもの。見た目は他の金との違いが分かりにくいですが、金メッキは金の含有量を表す数値のあとに「GP」と表記されています。金と同じように、耐腐食性がありますが、表面がはがれやすく傷付きやすいといったデメリットもあります。
金の価格の決め手は3つ
金の買取価格を決める際のポイントは3つ。「相場」「ブランド」「刻印」です。
資産価値の高い金は、株価と同じように日々相場が変化します。買取価格も相場によって日々変動する可能性があるため、もっとも相場が高いと思ったときに売るのが良いとされています。できるだけ高く売りたいと考えるなら、日々の金相場をチェックしておくと良いでしょう。
素材として価値が高い金は、ノーブランドや破損品であっても地金として買取をしてもらえることがほとんどです。しかし、ブランドジュエリーの場合、地金ではなく、ブランド品としての価値を評価されることで、高価買取につながることがあります。
また、金製品には純度を示す刻印がされていることが多くなっています。金の場合はK24、K22、K18など、数字が高いほど純度が高くなっています。純度が高い=金の含有率が高いため買取金額もそれだけ高くなります。ただし、純度を示すK18などの表記のあとに、金メッキを表す「GP」の刻印がある場合は買取金額が低くなるため注意が必要です。
買取業者選びが大切
金を取り扱う買取業者はたくさんあるため、どの業者に依頼すればよいのか迷う方も多いはず。貴金属を専門に取り扱う業者やブランド品を含めさまざまな商品を取り扱う業者、大型のリサイクルショップなど選択肢は豊富にあります。
大切なことは、複数の業者を比較することです。貴金属を専門に扱う業者は、他の買取業者よりも実績が豊富で信頼できそうですが、ブランドジュエリーの場合はブランド品をメインに取り扱う業者の方が高く買取りをしてくれるケースもあります。
査定を依頼する方法には、店舗に持ち込むだけでなく、宅配や出張、WEBから写メなどを送ることで気軽に依頼することができます。査定の手数料は無料という業者も多くあるので、複数の業者に査定を依頼して比較検討してから業者を選ぶようにしましょう。
最後に金を売りたい方におすすめのサービスを紹介します。
【ゴールドプラザ】
ゴールドプラザという名前が表すとおり、金をはじめとした貴金属の買取りを得意としている業者です。18金や14金などは精錬加工で24金にしてから売却するため、高額査定が期待できます。また、ブランド品の取扱いもあるため、ブランドジュエリーはブランド品としての価値を含めてしっかりと査定してもらうことも可能です。
金を知ることでコツをおさえて高く売ろう
使わなくなったアクセサリーであっても、大切な持ち物を手放す際にはできるだけ高い金額で買取ってもらいたいと考える方も少なくありません。高く売りたいと考えるなら何よりも情報収集が大切。金の種類を知ることで、相場をもとに売り時を見極めることも可能です。また、業者によっては査定金額が異なるケースも多いため、一社に絞らず、複数の業者に査定を依頼し、比較・検討することが大切です。この記事を参考に、納得のいく価格で金を売るための情報収集をしてみてはいかがでしょうか。