金と並んで希少価値の高い貴金属であるプラチナ。指輪やネックレスなど宝飾品に使われること多く、引き出しに眠っているアクセサリーを査定してもらうと思わず臨時収入につながることもあります。できるだけ高く売るためにはプラチナ買取についての情報収集が大切です。ここでは、プラチナを買い取りしてもらう前に知っておきたい基礎知識を紹介していきます。
プラチナを知ろう
プラチナは世界的に見ても採掘できる国や場所が限定されているだけでなく、採掘量も少ないことから貴金属の中で最も希少価値が高い金属といわれています。そのため、一時は金よりも高値で取引されたこともあるほどです。
白銀に美しく輝くプラチナは結婚指輪や高級ジュエリーなどに使われることが多く、宝飾品としての需要が高くなっています。見た目の美しさはもちろんのこと、耐久性に優れていることも人気であることの理由です。非常に丈夫な素材であり、摩擦にも強く、酸などに対しても強い耐食性があることから、長い年月においてその魅力が色褪せることはありません。
また優れた耐久性と合わせて、プラチナは「粘り強さ」と「やわらかさ」といった特性があります。宝飾品として加工がしやすく、かつ白銀の輝きはダイヤモンドなどの宝石との相性も良いことから宝飾品として多く使用されている理由となっています。
プラチナは、見た目が大変似ているホワイトゴールドと間違われることがあります。どちらも宝飾品に適した素材ではありますが、価格はプラチナの方が高価です。プラチナは素材そのものが銀白色ですが、ホワイトゴールドは黄金色の金に銀やパラジウムなどの白色金属を加えた合金です。見た目は似ていますが、耐久性や素材の純度において全くの別物となるため新たに購入する際には注意が必要です。
買取価格はどう決まる?
貴金属買取において価格の決め手の一つに「純度」があります。プラチナの場合、純度が99.9%、95%、90%、85%と高い順に、Pt999、Pt950、Pt900、Pt850と4つに分けられます。数値が大きい=純度が高いため、買取価格も高くなります。指輪などの裏に刻印されていることも多いです。
最も純度が高いPt999は、貴金属としては柔らかすぎるため傷つきやすく、宝飾品にはほとんど使用されていません。そのため、宝飾品として主に使われているのは純度が90%のPt900となっています。カルティエやティファニーなどの高級ブランドジュエリーでは純度が95%のPt950がよく使われています。
また、純度と合わせて知っておきたいのが「相場」です。素材としての価値が高いプラチナは資産としてはもちろん投資の対象としても世界中で取引されている貴金属です。そのため、株価と同じように日々相場が変動します。同じ商品でも相場次第で昨日と今日では買取価格に差が出ることも考えられます。
高く買い取ってもらうコツとは?
プラチナを高く買い取ってもらうためには買取相場を把握することはもちろん、買取を依頼する業者選びが大切です。特にプラチナジュエリーの場合は、プラチナの含有量や相場だけで買取金額を決めるのではなく、商品としての価値を正しく見極めた上で買取金額をつけてもらうことが大切。そのためには、プラチナや宝飾品を正しく見極めることができる知識をもつ鑑定士が在籍している業者を選ぶようにしましょう。
初めてプラチナ買取を依頼する場合は、業者を選びに頭を悩ませてしまうこともあります。その場合は、複数の業者に見積もりを依頼するのがおすすめ。いくつかの業者の中から納得ができる買取金額を提示してくれたところを選びましょう。
最後にプラチナ買取を依頼するならおすすめしたい業者を紹介します。
【ゴールドプラザ】
金やプラチナなど貴金属の買取を得意とする業者です。経験と実績が豊富な鑑定士によって、商品の魅力を正しく見極めた上で、相場を元に買取金額を決定します。査定の依頼は、店頭・宅配・出張など。手数料無料で依頼することが可能です。また、メール査定では、写メを送ることで査定額の目安を教えてもらうことも可能なので、とりあえずどれくらいで売れるのかを知りたい方にもおすすめです。
プラチナを売るためには情報収集が大切
貴金属の中でも希少性の高いプラチナ。結婚指輪など、多くの宝飾品に使われることが多いため、引き出しの中に眠っているアクセサリーの中にはプラチナジュエリーがあるかもしれません。プラチナなどの貴金属は、価値を正しく見極めるために専門的な知識が必要になります。そのため、複数の買取業者に見積もりを依頼するなど、買取業者を選ぶことが大切です。
また、プラチナ相場は日々変化するため、売り時のタイミングを見極めることもポイントです。プラチナ買取の実績が豊富な業者に鑑定を依頼することで、想像していたよりも高い買取金額が提示されることも少なくありません。まずは専門家に査定を依頼してみてはいかがでしょうか。