ナイキといえば、さまざまなスポーツに関してアイテムを輩出している人気で定番のブランドです。特に、日本においては1990年代に人気を博したエアマックスなどのスポーツシューズを覚えている方は多いはずです。近年では当時ほどの話題性は少ないかもしれませんが、高価買取の需要はあるのでしょうか?ここでは、ナイキの中古買取について詳しく解説したいと思います。
ナイキブランドの歴史
ナイキブランドの歴史は、意外に古くありません。1972年にフィル・ナイト氏がアメリカにおいてない気を設立しました。ブランド名の由来は、ギリシャ神話における勝利の女神「ニケ」が関係しているとされています。フィル・ナイト氏は当時陸上のコーチと選手という関係だったビル・バウワーマン氏と、主流となっていたアメリカでのスポーツブランドであるプーマを超えるシューズを展開したく立ち上げたのです。
アシックスに社名変更する前の、オニツカタイガーとコラボレーションをシューズの展開を始めました。その後、スティーブ・プリフォンテーンがナイキのシューズを履いて、大きな大会で出場したことで一気に注目度が上がり、あれよあれよと人気のブランドとなりました。その後、バスケットボール界の世界的スターであるマイケル・ジョーダン、そしてゴルフ界の世界的スターであるタイガー・ウッズなどのスーパーアスリートタッグを組み、世界でもトップクラスの知名度を持つスポーツブランドとして確立しました。
また、スポーツ選手だけではなく、世界的なアーティストとコラボしたモデルも展開しており、スポーツの分野にとどまることなく、さまざまな分野とのコラボをし続けています。
シューズに関しては現在も買取需要は高い
ナイキブランドの買取市場においては、いまだにスポーツシューズの需要が非常に高いです。スポーツシューズといえば、バスケットシューズである「エアマックス」を思い浮かべる方も多いのではないのではないでしょうか?1990年代、バスケットシューズとしての機能性はもちろん、ファッション性も高いということで、日本国内において歴史的な品薄状態となりました。定価以上のプレミアム価格がつくのは当たり前であり、ついにはエアマックス狩りと称する犯罪も増加して社会現象となりました。
現在ではそのようなブームも収まり、犯罪も起こらなくなっていますが、それでも中古市場においてエアマックスなどは希少性が高いアイテムとして需要が高いです。そのため、高価買取が期待できるアイテムといえるでしょう。また、エアマックス以外にも、2001年に反津倍された「クレイジーダンク」や2003年の「リミテッドエディション」等の初代モデルについては、かなりのプレミア価格がついています。
シューズですので、実際にはいている方も多く、加水分解による劣化などが懸念されるものです。しかし、こういったプレミアムとして需要の高いナイキのシューズは、多少の傷や劣化があっても欲しいという需要があります。そのため、もし古くなったシューズであっても、シューズクローゼットの肥やしになっているのであれば、買取の査定依頼をしてもいいかもしれません。
シューズ以外のアイテムは需要によって変動が大きい
ナイキブランドは、シューズについては現在においても高いプレミア価格がついているものが多く、中古販売において高価買取を狙うことができます。それでは、その他のアパレルや小物等はどのような需要があるのでしょうか?
どちらかというとナイキのシューズ以外のアパレルや小物といったアイテムは、高価買取を狙うことはあまり期待できないでしょう。そもそも、ナイキの位置づけとしてはスポーツブランドです。スポーツブランドの中では比較的、価格が高いと感じるかもしれませんが、あくまでもスポーツウェアに属するものばかりなので、一般的なアパレルブランドに比べると安価なアイテムが多いです。そもそもの購入価格が低いだけではなく、中古市場としての需要もあまり高くありません。そのため、ナイキのアパレルや小物を買取査定に出しても、買取率は低いものとなるでしょう。
ただし、買い取ってもらえないというわけではありません。スポーツブランドに特化しているような買取専門店では、ナイキのブランド力は非常に大きいです。一般的なアパレルブランドほどではありませんが、使わないものであれば買取査定を依頼する価値はあるでしょう。
シューズにおいてナイキブランドは高い価値がある
スポーツブランドであるナイキは、アパレルや小物といったアイテムは、あまり買取需要が高くないです。そのため、買取を依頼しても買取率は低いものとなる可能性が高いです。買取を依頼する場合は、スポーツブランドに力を入れている買取店に依頼しましょう。ただ、ナイキのプレミアムシューズについては、古いものでも高く評価されている場合がありません。シューズクローゼットに眠っている、ナイキのシューズがあれば、一度その価値を調べてみてはいかがでしょうか?