貴金属は買取価格に期待が持てることからも、業者の選び方で迷うことが多いです。
この業界はさまざまな業者が存在しますが、絶対に失敗しない買取業者の選び方は1つを覚えておけば問題ありません。
貴金属とは?
そもそも「貴金属とは何か?」ということですが、貴金属というのは成分によって区別される物質(元素)のことです。
一般的に貴金属といえばゴールドやシルバーを想像しやすいものですが、それらの価値ある貴金属は成分が違います。
ゴールドは元素記号Au、古代から価値ある物として認知されている貴金属です。
シルバーは元素記号Ag、こちらも古代から金に次いで価値あるものとされています。
それぞれの貴金属というのは、ダイヤモンドのように発掘量によって市場価値が変動したり、同種でも、主元素がどのくらいの割合なのかによっても価値が変わったりします。
貴金属はアクセサリーや宝石を購入することで入手するのが一般的なので、買取に向けてはそこまで深く知識を覚える必要はありません。
ただし、各種貴金属の違いを知ることは基本でもあるので、表面的な部分は押さえておく方が良いです。
良く言われる業者の選び方・5選
貴金属の買取業者の選び方として、よく紹介される内容を5つピックアップしました。
1.専門業者を選ぶ
2.実績の高い業者を選ぶ
3.面前査定のお店を選ぶ
4.見積書を作成してくれるところを選ぶ
5.競争率が激しい都会で売る
というのがセオリーとされる業者の選び方です。
どれも重要なポイントであることは間違いありませんが、結局のところは貴金属の買取は「提示価格に納得できるかどうか?」が重要です。これを自分なりに確認するためには、あれこれ広範囲から業者選びを考えるのではなく、シンプルに数社で貴金属を査定するだけでOKです。
買取業者の選び方は査定に尽きる
さて、絶対に失敗しない貴金属の買取業者の選び方としては、「数社を比較する」というのが答えです。
比較から業者を選ぶのは常識でもありますが、本当に徹底した比較を行っている人は少ないかもしれません。
多くの人は、電話やメールから推定査定を受けて業者を判断し、その過程において最終的に知名度やイメージだけで妥協選びをしてしまうことが多いです。
しかし、これでは最高の業者を見つけたとは言えません。
買取業者の比較方法
貴金属の買取業者を比較する方法として、最も重要なのは面前査定を受けることです。実際に自分が売りたい貴金属を査定人に渡して、目の前で査定を受けて買取価格を提示してもらう、これが正しい査定の受け方です。この査定を数社で行うことによって、自分の貴金属の相場が分かります。
遠方の業者に宅配査定を依頼する時は面前査定が不可能ですが、それでも比較対象を増やすという意味では積極的に宅配査定を行う方が良いでしょう。比較対象が増えれば増えるほど相場の値幅が明確になってくるので、高額買取に繋げやすくなります。査定では貴金属の買取価格を提示させることができるため、あれこれ考えて業者を選ぶよりは、提示された買取価格を比較して業者を選んだほうが、失敗することも少ないといえます。
まとめ
貴金属は言葉自体に難しいニュアンスがあり、買取業者の選び方は迷うことが多いと思います。しかし、貴金属だからと言って買取業者の選び方に専門的な知識が必要なわけではなく、単純に査定から提示価格を収集して数社で比較をすればよいだけです。
たったこれだけのことで、満足できる取引を行える業者を見つけられるようになります。なるべく膨大な時間を費やして多くの業者で比較する方が、思わぬ価格に出会える可能性も高くなるので、計画的に作業を進めてみてください!