売却する際には、ハイブランドじゃないと高く売ることができないとよく言われますが、貴金属やジュエリーであっても同じでしょうか?これらの宝石類は、買取における査定の基準が良くわからないという人も少なくありません。今回は、ジュエリーの査定基準やブランドとノンブランドでの対応の違いについてご紹介します。
ブランドかノンブランドで対応が変わる
ジュエリーなどの場合、ブランドであるのかそうでないのかで査定の考え方が異なってきます。たとえば、ブランドジュエリーである場合、そのブランドにおける中古市場が確立されていることが多いです。そのため、買取を行う業者としてはその中古市場における値段によって買い取り金額が上下します。
売却しようとしているジュエリーがハイブランドのジュエリーであり、なおかつ人気商品であれば非常に高く買取をしてもらうことができます。しかし、どれだけよいジュエリーであっても、中古市場での人気が少なければ安くなってしまうのです。
一方で、ノンブランドのジュエリーの場合、使われている宝石の価値ですべて査定が行われます。金であれば重さや金の種類、宝石であれば宝石の種類やクオリティによって価格が査定されます。そのため、装飾品というよりも素材や宝石だけが査定対象になりやすいです。つまり、シンプルな指輪などであっても、使われている宝石のクオリティが高ければ査定も高くなるということです。
貴金属類は純度が大事
金やプラチナといった貴金属のジュエリーの場合、特にその純度が査定額に影響を与えます。たとえば、金の場合K24であれば純度100%の金であるため、査定額は高額になります。これが金の純度が低いと、金としての価値も下がるため売却額は安くなります。プラチナの場合は、Pt1000であれば純度100%のプラチナです。プラチナも金と同様に、純度が下がるにつれて買取金額が安くなります。
この純度というのはどこで調べるのかというと、ジュエリーに刻まれています。ジュエリーをよく観察してみると、金やプラチナの場合、しっかりと純度が記載されています。もし、記載されていない場合は、ノンブランドであっても購入した際に証明書などがついているケースが多いです。そのため、証明書がある場合はなくすことが無いように注意しましょう。
また、もしも不明であっても、買取店舗によっては専用の測定器で計測してくれる場合もあります。証明するものがない場合は、相談をしてみましょう。
ダイヤモンドやカラー宝石の査定
宝石の場合は、その宝石自体のクオリティーやグレードによって買取価格が大きく変動します。たとえばダイヤモンドの場合、グレードの影響は非常に大きいです。そして、グレードは鑑定書に記載されているので、必ず鑑定書をつけて査定をするようにしましょう。鑑定書にはダイヤモンドのカラーやカット、重さ、そして透明度などのクオリティーが記載されており、そのクオリティーで値段が上下していきます。
ダイヤモンド以外のエメラルドやルビーといったカラー宝石には、査定基準というものがないケースも存在します。鑑定書がない宝石では、その宝石が本物なのか偽物なのかということを見極めるのは非常に難しいです。中には、買取依頼をした時の鑑定士の判断にゆだねられるケースもあります。
場合によっては実際の価値より高く買取をされたり、逆に安く買取りされたりすることもあるため、できれば複数の買取店舗で査定をしてもらうとよいでしょう。
専門のお店に依頼をするのが1番
ジュエリーの場合、ブランドかノンブランドか、またグレードやクオリティなどによって、買取価格が大きく変化します。そのため、ジュエリーを売却したいと考える場合は、ジュエリーの買取に特化したお店で依頼をするとよいでしょう。
【カイウル】
カイウルは、ブランド品や時計、ジュエリーなどの買取に特化している専門店です。宅配買取にも対応しています。そのため、実際に店舗に行かなくても無料で査定をしてもらうことが可能です。